Sparkling!
第24章 幸せになるために… (s × o )
二宮side
翔さんの肩の撫でっぷり(←笑)には及ばないけど、
少し、肩を落としたまま、控え室に入るJ。
やっぱ、ちょっと酷だったかなあ、Jには。
と、いうのも、ここ最近、
必要以上にじゃれついてくる大野さんの目線をたどってゆくと、
いっつも同じ人に辿り着くことに気がついた。
相「も〜!翔ちゃん、ってば…」
大型犬と中型犬がじゃれ合うみたいにいちゃつく相葉さんと翔さんを羨ましそうに見つめてたんだ。
「あの2人、呼んできます?」
大「えっ!?な、何で?」
「ずっと見てたから…」
大「そ、そう?」
初めは、どっちなのかな?って思ってたけど、
毎回毎回、注意してみるようになると、
…分かっちゃうんだよね?
なので…
二「俺より、止まり木に相応しい人たちがあそこにいるでしょうが!?」
…いつものように俺に抱きついてきた大野さんをけしかけてみた。
大「やだっ!!にのがいい。」
ほぉ…俺を隠れ蓑にしてますけど、
顔、赤いですよ?大野さん?
二「大野さん、特にあの撫でってる方とかオススメですよ?」
大「翔ちゃんのこと?」(←笑)
二「でも、肩に手を乗っけるのはムズいかもですから、おんぶ、じゃなくて、抱っことかのほうがいいんじゃない?」