Sparkling!
第24章 幸せになるために… (s × o )
二宮side
で、案の定、翔さんも俺の言葉に過剰反応して鼻血噴き出してるし。
翔さんが変な病気だと信じて疑ってない大野さんは、
付きっきりで面倒を見るとか言い出す始末。
しかも、一緒に住むとかなっちゃってる。
まあ、けしかけた方からしてみたら、願ったり叶ったりですけどね?
櫻「じゃあ…みんな、俺と『智くん』はこれで…」(←強調してみた)
アイロンかけたみたいに伸びきった鼻の下を隠そうともしないで、
肩を並べ嬉しそうに帰っていくお2人。
Jの気持ちが分かるような気がする…
相「じゃ、にの、俺たちも…」
「俺たちも?何?」
相「一緒に帰ろ?」
「一緒、って何すか?俺、用事あるんでこれで。」
相「えっ!?そ、そんな!?」
「相葉さん、何ならあなたも来ます?」
相「どこに?」
「Jを慰めてやるんですよ?」
相「ああ〜」
「…いいんですよ?イヤなら帰っても?」
相「い、言ってない言ってない!!」
中途半端な金髪頭(笑)をブンブン振る相葉さん。
こうして、俺ら3人連れだって、
相葉さんの奢り(笑)で、相葉さん行きつけの飲み屋へと向かった。