Sparkling!
第25章 バレンタイン狂想曲
二宮side
大「言ってるよ?何かちょうだい、って?」
「………。」
…アナタ、それ、翔さんの斜め下45度から見上げながら(いわゆる上目遣い)言ってないでしょうね?
しかも、その猫なで声で。
「で?それで、何くれたんです?」
大「えっ!?何…って…。」
「………。」
…赤面、ですか。
言っときますけど、アナタのその必殺技(斜め下45度+猫なで声のこと。)、
日本一の赤貝の握り寿司以上の翔さんの大好物(笑)ですからね?
大「チュー…してくれた♪」
「………。」
…やっぱり。
あとはお決まりの…ですかね?
どーでもいーですけど?
大「にのは?」
「はい?」
大「もう何かもらった?相葉ちゃんから。」
「まだ、もらってないですけど?ま、もらうとしたら、ゲームソフトですかね?」
すると、翔さんの愛しのハニー・大野智(笑)、
大袈裟なぐらいに首を傾げて唇をつん、と尖らせる。
大「にのらしいけど…ちょっと違うものにしてみない?」
「例えば?」
大「相葉ちゃんが肌身離さずつけてるものとか?」