Sparkling!
第26章 蜜月 〜side B〜 ① (S × O)
智side
僕は翔ちゃんが好き。
イケメンだし、頭もいいし優しいし。
でも、にのに言わせれば、
僕が、翔ちゃんのこと色眼鏡で見てる、って。
失礼だよね?
まあ、少し(?)撫で肩で、ヘタレなとこはあるけど、
許容範囲だよね?(←そうなんですか?)
ねえ、知ってる?翔ちゃんの筋肉スゴいんだよ?
え、知ってる?あ、そう?
でも、意外に力なくて、
この間、
「お姫さま抱っこして?」
って言ったら、二つ返事でOKしてくれたのに…
ちょっと(?)ガッカリしたけどいいんだ。
全部引っ括めて丸ごと翔ちゃんだから。
料理も整理整頓も下手だけどそこは僕がカバーすればいいことだしね?
「あっ…あっ…翔ちゃん、そこっ…!」
翔「どこ?智くん。」
「さっきの…あっ…そこ…」
翔「気持ちいい?」
「うん…。」
何事にも一生懸命な翔ちゃん。
エッチのほうはうまいかへたかは分かんないけど、
僕が気持ちよくなるように、ってスゴい気遣ってくれるし。
だから、スッゴい、好き。