Sparkling!
第27章 蜜月 〜side B〜 ② (S × M)
翔side
スポーツドリンクを一口、口に含み、
恐々、ベッドサイドに座った。
苦しそうに肩で息をする潤の顔を覗き込む。
「・・・・」
睫毛、長いな…
じゃなくて…
震える指先で潤の顎に手をかけ、顔を上向ける。
赤く艶やかな唇に思わず見惚れてしまい、
…ゴクン…!
あ……!?
…の、飲んじゃった(汗)
気をとりなおしてまた、スポーツドリンクを口に含み潤の顔を覗き込んだ。
誘うみたいにうっすら開いた唇に釘付けになってしまう。
エロいな…
はっ!( ; ゜Д゜)…じゃなくて…
下唇をさらに開かせて、
目をぎゅっと瞑って、そのエロい唇に自分の唇を押し付けた。
すると、潤の喉がゆっくり上下しながら流し込んだものを喉奥へと押しやった。
ふーっ。飲んでくれた。
疲れた…。
何だか1度に10才ぐらい老け込んだ気がする…。
そのままベッドサイドに座り込むと、
多分、色んな意味で疲れきっていたんだろう。
俺は、そのままその場で眠りこんでしまっていた。