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翔side


潤「っ…翔さん！」



…なーんて。


少し前から起きてたけど、


まさか、キスされるなんて思ってなかったから、


寝たふりするのも限界だった。





潤の体を抱き寄せ、



潤の唇を奪うようにキスをした。



さっきまで我慢していた分を取り戻すかのように、

その、エロくて色っぽい唇に。



潤「んっ…しょ…さんっ…苦し…」



息苦しそうに藻掻いているように見えるけど…





感じてるようにしか見えないからな？



さらに唇を離して額に、


目蓋に、


頬に、


顎にとキスを落としてゆく。



俺を受け入れることに対してはまだ頑な潤のココロとカラダを解してやるために。



潤「翔…さ…ん。」



唇の端にキスを落とした時、


潤が声を震わせながら俺の名を呼んだ。



潤「ここじゃなくて…その…」



遠慮がちに服の裾を引っ張りながら俺を見上げる。



潤「ちゃんとベッドで…」



熱っぽい目で見上げながらベッドへと誘う。



仰向けでベッドに横たわる潤の上に跨がり、



上唇を掬い上げるように唇を開かせ、舌先を捕まえ吸い上げる。



その時の、恥ずかしそうに薄目を開けて見上げる潤の目に、



堪らなく唆られる。