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翔side


「しょうがねぇな…」



潤の唇に口づける。



「今度は泣いても喚いても…」



潤の唇から滴り落ちる俺の吐き出した熱を唇で掬いとる。



「…絶対止めないからな？」



俺の肩に額を押し当てた潤の首が、



縦に動いたような気がした。





そのままベッドに潤の体を横たえ、膝を立てたまま脚を左右に広げた。



その途端、顔を両腕で覆い隠してしまう潤。



ローションを取り手のひらに塗り広げ、指先で潤の蕾に触れると



小さな呻き声と共にビクッとその体が波打った。



撫でるように、入り口の回りに丁寧に塗り込んでいくと、



潤はくぐもった声を漏らしながら腰を揺らした。



潤のそんな反応のせいで下半身が一気に熱を帯びて、



そのまま、貫きたい衝動に駆られてしまう。



でも、このままだとまた潤に恐怖心を抱かれかねない、との思いから何とか踏みとどまり、



ゆっくり、丁寧に揉み解した。



でも、俄に沸き起こった衝動を押さえることができず、



指先を一気に２本、その入り口に沈め、性急に押し広げていった。



潤「はぁっ…ぁっ…し…」



急に湿度が増した潤の声に理性が弾け飛んでしまって、



気付いたら、俺は、指の代わりに己自身をその場所に宛がっていた。