Sparkling!
第27章 蜜月 〜side B〜 ② (S × M)
潤side
もう壊れてもいいと思った。
これで翔さんと1つになれるなら、
繋がれるなら、と。
指が引き抜かれて、翔さんが俺のナカに入ってきた時はやっぱり痛くて、
断末魔のような悲鳴をあげた。
それでも翔さんは、俺が泣いても喚いても止めない、との言葉通り、
ゆっくりと俺のナカに楔を打ちつけるように中へ中へと腰を沈めてきた。
もう、これ以上ないってぐらい、奥深くまで…。
「はあっ…翔……さん…」
翔「潤…」
笑顔の翔さんが、俺の額に貼りついた前髪をそっと掻きあげてくれる。
翔「ツラくないか?」
黙って首を振ると、
俺のナカにいる翔さんが力強く脈打った。
翔「お前、泣いてんじゃん?」
「だって…」
翔さんが俺のナカにいる。
それだけで嬉しくて、胸が一杯で、
涙が止まらない。
「動いて?翔さん。」
翔さんの逞しい背中に腕を回して、
赤く色っぽい唇にキスをした。
「俺に翔さんを感じさせてよ。」
翔さんは、
1度ゆっくり腰を引いた後、
力強く突き上げてきた。