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翔side


極力潤が痛がらないようにゆっくり挿入していく。


それでもやっぱり痛いのか、俺の背中に回した指先を皮膚に食い込ませ、



首を大きく反らし、断末魔のような悲鳴をあげた。


それでも俺は止めなかった。



泣いても喚いても止めない、って潤には伝えてあったし、



何よりも、



潤と一つになりたい、という思いが強かったし。





だから、もう、これ以上ないってぐらい、奥深くまで潤のナカに俺自身を埋め込んだ。



潤「はあっ…翔……さん…」


「潤…」



汗で潤の額に貼りついた前髪をそっと掻きあげてやる。



「ツラくないか？」



黙って首を振る潤のいじらしさに、



潤のナカにいる俺のモノが力強く脈打つ。



「お前、泣いてんじゃん？」


潤「だって…」



笑いながら、潤の目尻を濡らす涙を指先で掬う。



潤「動いて？翔さん。」



潤は、俺にしがみつくように腕を巻き付け耳元で囁き口づけてきた。



潤「俺に翔さんを感じさせてよ。」





潤の言葉に下半身が一段と熱くなる。



俺は少し腰を引くと、


潤のナカを一気に貫くように腰を打ち付けた。