Sparkling!
第27章 蜜月 〜side B〜 ② (S × M)
和也side
5人揃っての収録も、
体調を崩した翔さんのために他の4人でカバーしあって何とか終わらせることは出来たが、
マネージャーにこっぴどく叱られてしまった。
潤「みんな迷惑かけてごめん。」
翔「………」
ダメ亭主(笑)翔さんに代わって、
これまた出来た嫁(笑)潤くんが俺たちに頭を下げ、
仲良く帰っていった。
さて、と、俺も…
相「にの、帰ろ?」
俺の目の前に立ちはだかる笑顔の相葉さん。
大「にのぉ〜、今日はおいらと帰ろ?」
と、その隣でフニャッと笑う大野さん。
相「い、いや、にの、俺と…」
大「たまにはおいらと帰ろうよぉ。」
何なんですか?あなた方は!?
相「いやいや、にのは俺と付き合ってるから、さ?」
と、大野さんを押し退ける相葉さん。
大「え〜?今日ぐらいいいじゃん!?」
さらにそれを押し退ける大野さん。
ははあ…なるほど…
「…言っときますけど、俺、膝枕なんかしませんからね?」
と、下心満載の焦り顔で俺を見る天然2人組。
「そういうことは潤くんにお願いして下さい。じゃ、俺はこれで。」
相「そ、そんなっ!!にの!!」
大「にの、待って!!」
振り切るよう逃げる俺を追いかけるようにして、
2人も楽屋から慌てて飛び出してきた。