Sparkling!
第28章 恋する二人の小さな旅 (S × O)
智side
雅「え〜!?ウソでしょ?」
「ごめんね?つい…」
温泉からの帰り道。
みんなのお土産に、って買った温泉饅頭を調子に乗って開けてしまったことをみんなに謝った。
和「別にいいじゃない?」
潤「そうそう。食えなくなるわけじゃあるまいし。」
と、にのと松潤は何食わぬ顔で一口サイズの饅頭を摘まんだ。
和「あ、相葉さん、お茶煎れて?」
潤「ついでに俺の分も。」
雅「どさくさに紛れて何言っちゃってんの?」
でも、そこは人のいい相葉ちゃん、
何だかんだで僕の分まで煎れてくれた。
雅「翔ちゃん、遅くない?」
和「言われてみれば…」
「あ…翔ちゃんね、今日から…」
最近、回りから顔が丸くなった、言われるようになった翔ちゃん。
潤「ランニング?」
雅「仕事前にバテちゃうじゃん!?」
和「『VS』の収録ん時、どーするんすか!?」
「…そう、言ったんだけどね…」
噂をすれば、
思い切り前室のドアを開け、汗だくの翔ちゃんが倒れ込むように入ってきた。
和「翔さん、残念なお知らせがあるんですけど…」
床に寝転んだまま、うんうん唸っている翔ちゃんに下される、にのから死刑宣告(←笑)。
和「次回の『VS』、ピンボールランナー、当たりましたよ。」