Sparkling!
第30章 dear【 N 】
(〜潤version〜)
潤「にの…」
前室にやって来るなり、
その濃ゆい顔で俺の顔を見つめながら隣に座るJ。
絵づらが強すぎて(笑)、逆に目が逸らせないんですけど…
で、ただでさえ近いのに、
どんどん俺との距離を縮めてくるJ。
で、ついに壁に追い詰められてしまった、俺。
Jの口角が不敵に歪められた、と思ったら、
俺の顔の両側に両手を付くJ。
壁ドン、ってやつですか?
相変わらず、俺の顔を見つめたままのJ。
それから目も逸らさず見つめ返す、俺。
潤「にの、ごめん。実は俺…」
…何?何の告白?
何を言い出すのか、と、ドキドキしながら濃ゆいイケメン顔に見入ってしまう。
そこへ…
雅「あっ!?ごっ、ごめん!!」
慌てて前室から出ていこうとする相葉さん。
潤「あっ!?相葉さん。ちょうどよかった。」
ちょうどよかった?って…
まさか俺を2人して…!
潤「相談があんだけど…」
雅「何?」
潤「にののプレゼント、何あげんの?」
え?プレゼント?
雅「んー?翔ちゃんが何をあげるかにもよるんだけど?」
潤「今年はサンダル担当でいい?」
雅「あっ!?じゃ、俺、パンツとかにしよっかな?」
潤「じゃあ、翔さんは…」
と、俺のプレゼントの相談を目の前で始めるお2人。
「・・・・」
俺のドキドキ返せ!!
てか、
本人の前でプレゼントの相談すんなや!