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Sparkling!

第1章 ややこしい話。



だからっ!!そっちじゃなくて…。


「あ、そうだ、今夜から同じ部屋に寝たら?」


はあぁぁぁ!!


まっ!!松潤、言ったね?

しかもさらっ(?)と。


「相葉くん、よろこぶだろうなあ。」


大宮といい、あなたといい、


だからっ…!


「俺、みんなにはいつも笑っていて欲しいんだよね。」


ん?


「リーダーにも、にのにも、もちろん、翔さんと相葉くんにも。」


松潤、いい話っぽいんだけどさ、俺と相葉くん、ひとくくりにするの、やめてくれる?


「あー、いいことした後は気持ちいいなあ。」


「あ、松潤、俺の話…」


気持ち良さそうに伸びをしなが立ち上がる松潤。


「あ、翔さん!」


急に濃い顔が真顔になって、こちらに振り返る。


「相葉くん、幸せにしてあげてね?」



「いや…だからその…。」


「俺から翔さんの気持ち伝えておくからさ。」



だ、だから違うんです…。



「さて、シャワーでも浴びて来よっかな?」



すくっと立ち上がると、鼻歌を歌いながら歩き出す。



「あ、そうだ!!」



濃い顔が今度は真顔になって振り返る。



「リーダーとにのって、どうなのかな?」



どう…と申しますと?



「…付き合ってんのかな?」



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