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Sparkling!

第34章 1 × 4



そもそも、何でこの四人が女子化してしまったのか、なぜ俺は免れたのかは知らないけど、



その時は突然やって来た。



ある日、部屋で一人まったりと過ごす俺のもとに一本の電話がかかってきた。



雅『も…もしもし、翔ちゃん?』



相葉くんからだった。



「おー!お疲れ!何、どした?こんな時間に?」



時刻はもうあと少しで日付が変わるという時間。



雅『あのさ?今、時間ある?』


「え?あ、まあ…」


雅『ちょっと、ウチに来て!今すぐ!!』


「何々?どういうこと?」


雅『詳しいことは後で説明するから!!とにかくウチに来て!!』



何だよ?と、首を捻りながら、



タクシーで相葉くんの家に向かった。



雅「早く入って!?」


「何?どうしたの?」



相葉くんは、俺を部屋に引っ張り込むと、



辺りをキョロキョロ見回しながら静かにドアを閉めた。



「どうしたの?こんな時間に来いだなんて?」


雅「あのね?翔ちゃん。驚かないでほしいんだけど?」


「何だよ?勿体つけて?」



相葉くんは徐に俺の手を取り、自分の胸に押し当てた。



すると、大きなマシュマロをムニュっ、と握りしめたような感触が。



えっ!?ム、ムニュ…って……?



しかも、超でけぇ…



ビックリした俺は、手を引っ込めてからちょっと離れてまた、相葉くんを見た。



すると、相葉くんは、恥ずかしそうに、手を胸の前で交差した。



雅「翔ちゃん…俺…。」

「相葉くん、まさか、それ…」


雅「そう…そのまさか。」









それ、いわゆる、○ッパイ、ってやつですよね?


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