Sparkling!
第5章 温泉に行こう!! その1
二宮side
えっ!?何で俺が大野さんの取り巻き(櫻井&松本)に食べさせないといけないの?
大「にのの方が近いし、いいかな?と思って。」
それはいいですけど、両隣の2人がスゴい不満そうなんですけど?
…知りませんよ?どうなっても…。
「みかん、食います?」
まずは、取り敢えず翔さんに聞いてみる。
翔さんは、俺の渡した一房を乱暴に口の中に放り込み、
相葉さんの後ろ姿を睨み付ける。
「潤くんも一つ…。」
潤くんも、俺の手から奪い取るようにして口の中に放り込んだ。
大野さ〜ん!この人たち、何とかして〜!
すると、心の声が聞こえたのか、
大野さんが振り向き笑いかけた。
大「もうすぐパーキングに着くから、そこで運転手変わって欲しい、って、相葉ちゃんが。」
すると、俺の両隣の男たちが反応する。
櫻「ただ、景色見てるだけじゃ物足りないから俺が代わるよ。」
と、テレビで見るようなスマイルで翔さんが言う。
松「俺、一番年下だし俺が運転するよ。」
と、一番年若いことをアピール。
大野さん、うーん、じゃあ、と少しだけ考えて、
大「じゃんけんする?」
と、2人に笑いかけた。