Sparkling!
第5章 温泉に行こう!! その1
二宮side
で、結果、どうなったか、というと…。
運転手…翔さん。
助手席…潤くん。
後部座席のセンター…俺。
で、俺の両隣は相葉さんと大野さん。
櫻松「……。」
翔さん、バックミラー越しに俺に睨みをきかせる。
俺のせいじゃないですって!!
あのあと、大野さんが後部座席でゆっくり寝たいと言い出して、
いやいや、前でも寝れんでしょうが!と突っ込みたかったんだけど、
俺の隣に乗り込んできた途端、俺に寄っ掛かって、天使の寝顔で寝息をたて始めたもんだから、
「……。」(←ちょっと可愛いと思っている。)
何も言えないじゃない…。
で、この男も…。
相「にのぉ、膝かして?」
「どさくさ紛れに何言ってるんです?」
相「ちぇっ。」
どうせ、俺のケツとか触るつもりだったんでしょ?
全く、油断も隙もありゃしない。
そうこうしているうちに、
車は宿の駐車場へ。
「大野さん、着きましたよ?」
大「う…ん。もうちょっとぉ…。」
ここは、大野さんの本命(多分…。)の翔さんにお願いして…。
「翔さん、姫が眠くて立てないって言ってます。」