Sparkling!
第5章 温泉に行こう!! その1
二宮side
櫻「もー、しょうがないなあ、智くんは。」
翔さん、鼻の下が、ファンの子達がショック受けるくらい伸びきっていますよ?
櫻「昨日、智くん頑張ったしね?」
翔さん、よっこらしょ、と、どっかのオッサンのような掛け声とともに、
寝ぼけて首に纏わりつく大野さんを抱き上げる。
大「う…ん、しょーちゃん、もうちょっと寝るぅ…。」
櫻「はいはい、お布団まで運んであげるね?」
翔さん、着く早々始めないで下さいよ?(笑)
気持ちは分かりますけど…。
案内された部屋は、メゾネットタイプの2階建ての部屋で、
ギリ2人ぐらいは入れるであろう露天風呂が付いている。
櫻「じゃ、智くん寝かせてくるね?」
デレデレな感じで2階へ運ぼうとする翔さんに、
潤くんが待ったをかける。
松「翔さん、俺も手伝うよ。1人じゃ大変でしょ?」
ん?今、一瞬背中がヒンヤリしましたねぇ。
櫻「あ、じゃあ…。」(←渋々。)
と、2人揃って2階の和室へ。
と、そこへ、あちこち部屋を見て回っていた相葉さんが戻ってくる。
で、唐突に一言。
相「にの、お風呂入ろ?露天風呂!」
はい?
大浴場ではなく、部屋の少し狭い露天風呂に、大の大人の男2人でですか?