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Sparkling!

第36章 僕にかまって!!(N × A version.)



潤「な?いい眺めだったろ?」


「うん♪」



ジュンと肩を並べ、窓際に座り、愛しの彼女を見送った。



潤「あのさ、残念なお知らせがあんだけど、彼女、どっかのトイプと一緒になるらしいぜ?」


「えええっ!?」


潤「そりゃ、そうだろ?あんだけカワイイんだから引く手あまただったんだろ?」


「そっか…」



俺は、ぺたり、と腹這いになりながら、



彼女の超絶カワイイ後ろ姿を見送った。



潤「元気出せ、って?お前だって結構イケてる、って聞いたことあるからさ?」


「でも…」


潤「お座りも伏せも待ても出来るんだろ?」


「一応…」


潤「だったらそのうちできる、って?カワイイ彼女が。」


「そういうアンタは?」


潤「俺?俺は一応ほら、モテるからさ?」



知らねーよ!



しかも、自分で言う?



ヤツも、俺の隣で腹這いになった。



潤「ま、お互いにガンバろうぜ?」


「何にガンバるんだよ…」


潤「色々だよ?」


「アンタはモテるからまだいいじゃない?」


潤「でも、振り向いてほしい彼女には振り向いてもらえないけど、ね?」


「え?」



と、ヤツも俺と同じ姿勢で彼女の後ろ姿を見送った。



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