Sparkling!
第37章 真夜中は青い花
でも、ことはそれだけじゃ収まらなかった。
雅「ね、ね、翔ちゃん、ちょっと…」
五人での仕事の前室で相葉くんに耳打ちされる。
そこで俺は、さらに耳を疑う話を聞くことになってしまったんだ。
雅「りーだーとエッチしちゃった♪」
「は…?」
雅「だから、りーだーと…」
一体、どういうことなんだ?
この間はにの、
今度は相葉くん。
雅「ね、聞いてる?」
じゃあ、俺は?
にのは?
松潤はどう…なんだ?
雅「翔ちゃん、てば!!」
相葉くんのバカでかい声に我に返る。
「相葉くん。あのさ、俺…」
この時の俺はパニくっていたんだろう。
智くんとは、二人が智くんとヤる前から関係していたと告白した。
雅「え?…じゃ…」
「そう。この分だと多分松潤とも…。」
案の定、智くんは、
松潤とも関係していた。
しかも、誰よりも早く。
智「翔くん、話、って?」
でも、話が話だけに、どう切り出していいものか…
「あの…さ、俺たち、付き合ってんだよね?」
智「ええっ!?」
智くんは、大きく目を見開いたあと、
声を押し殺すようにして笑った。