Sparkling!
第37章 真夜中は青い花
「な、なに?」
智「ご、ごめんね?」
あーおかしい、と涙さえ浮かべてのバカ笑い。
…そんなに笑わなくても…
「あの…俺、何か、変なこと言った?」
智「だって…付き合ってる、って。僕と翔くんが付き合ってる、って言うから…」
「いや…だって、もう、俺たち…ほら…」
智「エッチしたこと言ってるの?」
「…はっきり言うんだね?」
智「ね…止めない?そういうの。」
「そういうの、って?」
智「付き合ってるとか付き合ってないとか。」
「どういうこと?」
智「僕、にのも相葉ちゃんも、松潤も…翔くんのことも好きだよ?」
「だから?」
智「その中で一番を選ぶことなんて、僕には出来ないよ。」
「だから、みんなとヤってる、って言うの?」
智「ダメ…なの?」
「いや、ダメ…なのか、って聞かれても…」
智「翔くんも、にのも、相葉ちゃんも、松潤のことも、みんなのこと大好きなのに…」
泣きそうな顔で俯く智くんの肩をそっと抱く。
「あのね、智くん。気持ちは嬉しい。だから、って俺らとそんなことする必要ないから?」
智くんは小さく首を左右に振った。
智「違うんだ。そうしないと僕が不安だから。」