Sparkling!
第38章 二宮くんと相葉さん。
和也side
「どうする?朝飯、食べてく?」
ベッドの中でする会話かどうかは分かんないけど、
俺らの場合はそう。
ピロートークとまではいかなくとも時短にはなる。
雅「うーん。メニューは?」
「今からご飯炊いてたら時間がかかるから、トーストでいい?」
雅「それにバター塗って、カズ乗っけて?」
俺は、目の前のアホ面した男の頭を思い切り叩いた。
雅「ちょ…加減しろ、って。」
「真面目に会話してくれんなら考える。」
んもー、バカになったらどうすんの?と頭を擦る姿を見ながら、手遅れだし、と一人ごちた。
真っ裸のまんまベッドから這い出し、脱ぎ散らかした服を洗濯機の中に投げ入れる。
クローゼットから着替えを出してきてシャワーを浴びた。
雅「ねえねえかず、俺の着替えはぁ?」
「んなもん、知らない。」
雅「かずのいぢわる!!」
と、シーツを頭から被るムダに背の高い男からシーツを引き剥がす。
雅「いやーん、かずのエッチ!」
「いつまで遊んでんの?今日Jと取材の仕事入ってんでしょうが!」
遅刻すると殺されるよ?と脅しをかけつつ相葉さんをバスルームに蹴り入れた。