Sparkling!
第5章 温泉に行こう!! その1
櫻井side
何だよ、すぐ降りてこい、ったのに松潤のやつ。
俺は足音を忍ばせ、再び階段を上がってゆく。
ん?話し声?
一人は松潤だと思うけど、もう一人は…。
ま、まさか、智くん?
俺は、さっき智くんを寝かせたばかりの寝室へ飛んでいった。
大「あ、翔ちゃんだあ♪」
俺を見てにっこり笑う智くん。
しかも、濃ゆい顔の隣で。
松「翔さんどうしたの?」
「あ、ああ、にのたちがお風呂行く、っていうから。」
大「行く行く〜。」
松「あ、じゃあ、俺、用意してくるわ。」
階段を降りてゆく松潤。
「さ、俺たちも準備しよっか?」
大「うん♪」
でも、階段を降りてゆく途中で、あることに気づいた智くん。
大「あ、ねぇ、翔ちゃん。」
櫻「何?」
大「この部屋にお風呂はついてないの?」
櫻「さあ?多分、あると思うけど。」
大「にのに聞いてみよ、っと。」
その結果…。
大「ねー、ねー、にの、一緒に入ろ?お花を浮かべた露天風呂。」(←予想通り)
二「…」(←何故自分なのだろうと思っている。)
相「ほらあ、だから言ったでしょ?お花を浮かべた露天風呂、みんなで入れば怖くない、ってね?」(←大の男がですか?)