Sparkling!
第38章 二宮くんと相葉さん。
智「翔くんとなに話してたか、って?」
んふふ、とエロい笑いを浮かべると、
こそっ、と耳打ちしてくれた。
智「相葉ちゃんとこは?にの、サービスしてくれるんでしょ?」
「それが今日はお預けに…」
智「そっかあ…じゃ、おいらたちとご飯でも食べにいく?」
奢るよ?と、翔ちゃんのおかげでえらく気前のいいおーのさん。
智「…こういうときは、雰囲気でもっていったらいーじゃん?」
…いや、でも、かずにその下心が読まれちゃうかも?
智「ルールなんて、破るためにあるんじゃないの?」
「かもしれないけどさ…」
煮え切らない俺の肩をがっちりと掴み、
悪〜い微笑みを浮かべながらおーのさんが囁く。
智「協力してあげる♪」
こうして俺は、不埒な下心を成就させるため、
おーのさんの協力を仰ぐことにした。
和「晩飯?」
「そ!おーのさんたちと!」
和「とーぜん、奢りだよね?」
「うん。りーだー手当てから出してくれるみたい。」
和「そもそも出てないじゃない?」
と、何だかんだで嬉しそうにバッグを肩に担ぐかず。
離れた場所で帰り支度をしているおーのさんと目が合って、
おーのさんは、小さく親指を立てて見せた。