Sparkling!
第5章 温泉に行こう!! その1
櫻井side
相「内風呂もあるんだからさ、あぶれちゃったらそこで待機してもらって…。」
ひょっとして、みんなイケんじゃない?
大「中のお風呂、結構大きいよ?」
あー、でもサウナも捨てがたいしなー。
腕組みして、難しい顔をしているところへ、にのが。
二「翔さん、サウナと大野さんで迷ってるんでしょ?」
「あ、いや、何か、部屋の露天風呂もなかなかいいもんだなあ、と思って。」
二「ふーん?」
って、ばれてんでしょ?俺の本音。
「にのは、どうすんの?」
二「俺、ここでいいかな、と思って…。」
て、ことは智くんとお花浮かべて入る、ってことか…。
二「……。」
にのの痛いぐらいの視線に気づく。
二「なんなら、翔さん、先に大野さんと入ります?」
「えっ!!えぇぇぇー!」
にの、何て嬉しいことを!!
二「喜び過ぎですから。まあ、初めは花を入れないでお二人で入ったらいいんじゃないですか?」
「そっ…いやっ、でも、智くんが何て言うか…。」
二「大丈夫ですよ。何だかんだであの人も翔さんにベタぼれなんですから。翔さんが行ったところで何も言うわけないでしょ?」
「そっ、そうかな?」