Sparkling!
第39章 お持ち帰り。
和「つまり、酔ったどさくさでヤっちゃったワケね?」
潤「いや…」
松潤は真顔で頭を左右に振った。
潤「…寝ちゃってたから、リーダーが。」
「え?」
潤「で、真っ裸だったし風邪引くとまずいからベッドに運んだんだ。」
和「ホントにそれだけ?ヤってないの?」
潤「あのさ、俺をケダモノみたいに言わないでくれる?誰でも彼でも、ってワケじゃないから?」
和「でも、何で同じベッドに寝てたの?」
潤「俺も眠かったし、そのまま寝ちゃおう、って思って?」
よかった…ヤってなかったんだ。
おいらに覆い被さっていた重たいものがウソみたいに軽くなる。
ちら、と翔くんを見たらまだ顔を覆い隠したままだったけど、表情が和らいでいる気がした。
…よかった。信じてもらえたみたい。
そんな翔くんを見ていた俺にニノが耳打ちする。
和「良かったね?疑いが晴れて?」
「…うん。」
和「じゃあ仲直りしてくださいよ?」
ホントに人騒がせなオジサンたちなんだから、と、ニノはおいらの肩をポンポンと叩いた。
オジサンは余計だよ?ニノ。