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第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)



潤「ね…今日さ、翔くんとずいぶん長く話し込んでたみたいだったけど、どうしたの?」



「えっ!?あっ…いや…ちょっと…うん。仕事の話だよ?」


潤「ふーん?」



本当のことが言えなくて俺は松潤から目を逸らした。



「今日…泊まってく?」



付き合い始めてほぼ毎日のように互いの家に入り浸っていた俺らは、



必ずといっていいほど、どちらかの家に泊まっていた。



潤「ごめん。今日は帰るよ。友達と会う約束してるんだ?」


「これから?」


潤「うん。その代わり、明日は翔くんとリーダーとご飯に行けるし?」



楽しみ、と、嬉しそうにジャケットを羽織った。



潤「それはそうと…俺らのこと…みんなに話す?」


「あ…うん…どうしようか?」


潤「話すんなら早い方がいいよね?何なら明日、翔くんに話す?」


「え…あ…と…」



…翔くん、明日、松潤にコクる、って…



潤「…どうしたの?」



不安げに歪む松潤の顔。


潤「ひょっとして俺に何か隠してる?」


「えっ!?」


潤「…鼻。嘘つく時、ピクピク動くじゃん?」


「え?う、動いてた?」


潤「やっぱり。何か隠してるだろ?」


「う…」



思わず鼻を隠した両手を外され、俺の唇に松潤の唇が重ねられる。



潤「俺に隠し事はしないでよ?」



俺の体に凭れかかるように抱きついてくる松潤。



潤「…頼むから。」



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