Sparkling!
第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)
翔side
和「ちょっとリーダー、起きなさいよ?」
智「んー?」
和「何すか?そのしまりのない顔は?」
いつものように、ニノに寄っ掛かって寝ていた智くんだったけど、
ゲームの結果が思わしくなかったのか、不機嫌なニノに叩き起こされる。
ほら、しゃんとして?と、椅子に座らされる。
ふと、アイツの方を見るとニコニコしながらそんな二人のことを見ていた。
何だ?この空気は?
和「やっぱり、翔さんも感じてましたか?」
「ニノも?」
和「大分前からですよ?気づいてたのは俺だけかな?って思ってから黙ってたんだけど?」
確かめてみるか…?
智「え?松潤と三人でご飯に?」
翔「たまにはいいでしょ?それに、さ…」
と、本来の目的、というか松潤のことが気になってて、と、智くんに耳打ちする。
智「へ、へぇ、そう…なんだ?」
「だから、智くんに協力して欲しいんだよね?」
智「いや…でも、俺じゃなくてもニノとか相葉ちゃんに…」
「…何か、ダメな理由でもあんの?」
思った通り、煮え切らない態度を取る智くんに詰め寄る。
智「いや…うん、分かった。場所と時間が決まったら教えて?」