
Sparkling!
第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)
当日。
やっぱり、て感じで断ってくるのか、と思いきや、
二人は時間差で待ち合わせ場所に現れた。
二人が付き合ってるっぽいことなんて、もう知ってるけどね?と、内心苦笑する。
「ごめん。先に飲んでたよ?」
智「あ…うん、全然いいよ?」
飲むでしょ?と、アルコールを追加オーダーする。
智くんから遅れることものの数分、
松潤が姿を現した。
潤「ごめんごめん。斗真から電話かかってきてさ?」
「アイツ、来たがってだろ?」
潤「うん。でも今日はイケメンだけの集まりだから来るな、って言ってやった。」
「ブッ!アイツ、それで納得した?」
潤「してないしてない。」
「だろうなあ?」
ゲラゲラ笑いながら上着を背凭れにかけた。
潤「じゃ、まずはお疲れ。」
と、互いのグラスを当てた。
いい具合に腹も満たされ、アルコールも回ってきた時、
そろそろ、ってタイミングの時だった。
俺よりも先に彼が言葉を発した。
智「あの…さ、翔くん。ちょっと、いい?」
その言葉を合図に、松潤が智くんの隣に移動し、寄り添うみたいにくっついた。
智「今まで黙ってたけど、俺と…その…松潤は…」
「…付き合ってたんでしょ?」
