Sparkling!
第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)
和也side
雅「ね、ニノちゃん。」
「何?」
二人っきりの楽屋。
誰もいないことをいいことに相葉さんがゲームに没頭している俺の側ににじり寄ってきた。
雅「最近、翔ちゃんとリーダーって怪しくない?」
「そう?」
俺にはJとリーダーが怪しく見えたけど?
雅「…付き合ってんのかな?」
「アンタがそう言うんならそうなんじゃないの?」
雅「確かめてみない?」
「遠慮します。」
雅「何で?」
「何ででも。」
だって、付き合ってない、って知ってるし?
雅「え〜?気にならないの?」
俺の耳元で大声を張り上げる相葉さん。
…るっさいな。
「大体、確かめる、ったって、どうすんだよ?」
雅「直接聞いてみたらいーじゃん?」
「は?」
…何だ。もっと回りくどいことすんのか、と思ったら。
「…勝手にしたら?」
雅「うん。そうする♪」
言いたいこと言って満足して離れてくれるのか、と思ったら、
何故か俺の体に重みと体温が乗っかってきた。
え?な、何?
ビックリして振り向くと、相葉さんの顔がすぐ近くにあってしかも、
俺の体の前に相葉さんの長い腕が回されていて、俺のガリガリな体をガッチリとホールドした。