Sparkling!
第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)
和也side
それからというもの、
例のお二人は、と言えば……。
「オジサン、ちょっと起きなさいよ!」
ゲームに負けてる訳でも、虫の居所が悪い訳でもなかったけど、
れっきとした恋人がいながら俺に引っ付いているこのオジサンに、ちょっとだけイラっとした。
智「ん〜?も〜何?」
「何で毎度毎度こんなとこで寝てんの?俺なんかにくっついてないで、可愛い可愛い恋人に膝枕でもしてもらったら?」
智「いーの。」
「何で?」
智「何で、って?」
ンフフ、と、リーダーはスッゴく眠たそうな顔でニヤニヤ笑った。
これは…聞かなきゃ良かったかも、って後悔したけど後の祭り。
雅「だって、夜は夜でお楽しみだもん。ねー?リーダー?」
…お前に聞いてない
智「も〜言わないでよぉ、相葉ちゃん?」
さらに崩れる大野智のデレた顔。
Jはこんなオジサンのどこがよくて好きになっちゃったのか…
智「そう言う相葉ちゃんこそ毎晩なんじゃない?」
雅「それが聞いてよ、リーダー、俺のニノちゃん、たらさぁ…」
お、俺のニノちゃん?
俺はいつからお前のものになったんだよ?
思わず天然二人組の会話に聞き耳を立ててしまう。
雅「いっつも俺から誘ってんだけど、いっつも拒否られるんだよね?」
どーしたらいい?何て、
楽屋はいつの間にか、コイツらのお悩み相談室になっていた。