テキストサイズ

Sparkling!

第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)



智side


「し、知ってたの?」


翔「少し前から。」



平然とアルコールをあおる翔くんを呆然と見ていた。



「そういう訳だから…ごめん、松潤は翔くんとは…」


翔「…いいよ?別に?初めからそんなつもりなかったし?」


「え?そ、そうなの?」



ニコッと笑って、飲むでしょ?と、近くを通りがかった店員を呼び止めて二人分の追加オーダーしてくれた。



翔「どうやったら白状するかな?と、思って、さ?」



翔くんのキャパ、って、結構広いんだな?



「でも…さ…俺ら男同士じゃん?」


翔「…それが何?別にいーじゃん?もしかしたら、ニノと相葉くんもデキてるかもしんないし?」


潤「まさか…!?」


翔「例えばの話だから…だから、俺らには気兼ねしないでよ?何年同じグループにいるんだって?」


「そう…だけど…。」



松潤の不安そうに揺れる目と合う。



翔「二人がそんな気を使ってたら、相葉くんたちが大っぴらにイチャつけないじゃん?」


「そっか…それもそうだね?」


翔「智くん、例えばの話だからね?」


「え?あ、そうなんだ?」



翔くんはおかわりしたばかりのグラスもあっという間に空にしてしまった。



翔くん、今日はやけにピッチが早いな?



それに、一口飲む毎にため息ついてるし。



「ね…翔くん?」


翔「何?」


「もしかして…何かあった?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ