Sparkling!
第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)
智「んふふ。何かいいことでもあった?」
「え?な、何で?」
スマホでニノと食事に行く店を検索していたら、どうやら顔に出ていたらしく、智くんがニヤニヤしながら話しかけてきた。
智「だって、スッゴいニヤけてるから。」
照れ隠しに咳払いをしながらスマホをバッグにしまった。
「そういう智くんはどうなの?ホラ、松潤とはうまくいってんの?」
智「翔くんに心配してもらわなくても俺んとこはラブラブだよ〜。」
と、ふざけて俺に抱きつき頬擦りしてきた。
智「翔くんも…うまくいくといいね?」
ニノとさ?と意味深に笑う。
「……っ!」
智「いざという時は言ってね?相談に乗るからさ?」
「いざという時、って?」
智「…エッチする時とかだよ?」
「エ…エッチ…って……」
水面で口をぱくぱくさせる鯉みたいになってしまう。
智「でも、ニノと付き合うことになったらいずれはそういう関係になるんじゃない?」
「そう…なのかな?」
ま、頑張って?と、
俺らを呼びにきたスタッフに続いて控室を後にした。