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Sparkling!

第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)



和也side


翔さんからの電話が切れたあとの俺は不思議なぐらい浮かれていた。



俺がMCをしている番組で共演した芸人さんでさえ、いつもの俺じゃない、って驚いていたぐらいだし。



どう見られていたかはよく分かんないけど…。



とにかく、メシ代が浮くってこともそうだったけど、



Jほどのセンスはないにしろ、翔さんの店のチョイスもなかなかだから期待できる。



そんなテンションの俺の元にアイツからの着信が。



雅『あっ、ニノ、今、話しても大丈夫?』


「大丈夫じゃないんで切りますね?」


雅『ちょ、ちょっと待って!ね、ね、この仕事のあと時間ある?』


「ありません。じゃ…」


雅『翔ちゃんなら時間あんの?』


「はあ?お前に関係ないだろが!」


雅『…やっぱりそうなんだ。』



チッ。鎌かけやがって…。



雅『…分かった。じゃ、いい。』



もっと、ああだこうだ言われるのかと思ったけど、



相葉さんはあっさり電話を切った。



何だよ…逆に気になるじゃん?



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