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Sparkling!

第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)



潤side


ただの興味本位じゃない、ってことは分かってたけど、



ニノにしては質問があまりにも直球過ぎて動揺してしまった。



和「Jが大野さんをヤるの?」


「いや…その…」



真っ赤になって顔を逸らす俺を見てニノが息を飲んだ。



和「…ウソでしょ?」


「…言うなよ?誰にも。」


和「言わない。その代わり聞きたいことがあるんだけど?」


「何?」



回りに誰もいないことを確認してからニノが俺に耳打ちする。



「翔さんと?」


和「…うん。」


「相葉さんじゃなくて?」


和「は?何で俺が相葉さんごときを相手にすんの?」


「だって、この間、前室で…」


和「あれは無理矢理だったんだって?何を好き好んで前室でアイツとヤるんだよ?」



相葉さんならヤりかねない、という言葉を飲み込んでからニノに話の続きを促した。



「で?俺に何を聞きたいの?」


和「その…気持ちの準備の他にこれだけは、ってのはある?」


「そうだな…」



翔さんだったら色々調べていそうだし…



「別にいいんじゃない?」


和「え?だって…」


「翔さんだってバカじゃないんだから、準備万端に整えてくれてるよ。」


和「じ、準備万端…って…」



ニノの色白な頬にポッと赤みが差す。



「だから、あとは翔さんにただ身を任せればいいんだよ?」



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