Sparkling!
第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)
和也side
潤『あとは身を任せてればいいんだよ?』
って、言われても…
逆にされるがままもどうなのかな?
…って、思うけど…
やっぱさ、ホラ、自分が気持ちよくしてもらうわけじゃん?
その相手もさ、気持ちよくしてあげたいじゃない?
じゃあ、Jは……大野さんにされるがままなのかな?
翔「好きな場所に座っていいよ?」
と、翔さんはソファーには腰掛けずに、床に腰を下ろした。
「あ…うん。」
釣られて床に座る俺を翔さんの目が追いかける。
翔「椅子の方が良かった?」
「え?あっ、そんなことないよ?うん。」
翔「そう?じゃ、飲もうか?」
渡された缶ビールを受けとる。
翔「ちょっとショボいツマミだけど…」
と、翔さんは柿ピーの袋を開けて俺の目の前に差し出した。
「あ、ありがと。」
恐る恐る摘まみ出して食べる俺を笑いながら見る翔さんと目が合った。
「な…何?」
翔「ん?別に?」
「笑ってたけど?」
翔「だってさ…」
翔さんは、ゴニョゴニョしている俺のすぐ隣に来て、覗き込むように俺の顔を見た。
翔「相葉くんより俺を選んでくれたんだなあ、って?」