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Sparkling!

第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)



あまりの長さに息継ぎがしたくて、翔さんの体を押し戻そうとするが、



どの辺でスイッチが入ったのか、翔さんは中々やめてくれない。



それどころか、翔さんの舌が唇の間を割って入ろうとしてきて、驚いた俺は思わず翔さんの体を突き飛ばしてしまった。


翔「ニノ?」


「ご…ごめん。」


翔「そうだよな?いきなりあんなこと…俺の方こそごめん。」



抱きしめてくれた翔さんの腕が温かすぎたのと、



言いだしっぺのクセに、口先だけの薄っぺらい覚悟で翔さんと向き合ってしまった自分が情けなくて、



俺は顔を上げることができなかった。



翔「今日はもう遅い。俺、車ん中で寝るから俺のベッドで寝ろよ。」


「でも…」



俺の頭をポンポン叩くと、翔さんは車のキーを手に出ていってしまった。



最悪だ。



結局一睡もできなかった俺は、そのまま仕事に向かった。



翔さんには、現場に向かう前に電話で話しただけで顔を合わせていない。



翔さんとはこれからどう距離を取ったらいいのか分からない。







俺は一体、どうしたらいいんだろう?



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