Sparkling!
第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)
「ふっ……んっ…」
背中をを壁に押し付けられたまま舌を何度も吸い上げられた。
息つく暇も与えられぬまま。
でも、ナゼか今はそれが心地よかった。
だって俺…
翔さんのこと…
「あの…翔さん、ここ、玄関だから…」
シャツの裾から滑り込んできた手と、
固くなり始めた翔さんの中心に我に返る。
翔「ご…ごめん。」
俺に拒否られたと思い、慌てて手を引っ込める翔さん。
「あの…そうじゃなくて…」
行為そのものがイヤなのではないのだ、と、離れていった手を引き寄せ訴えかける。
「ここだと…その…声とか音とか聞こえるから…。」
翔「あ……そ、そっか。」
「こっち、来て?」
引き寄せた手をそのまま引いて寝室へと連れていき、ベッドに並んで腰かける。
翔「あの…」
戸惑う素振りを見せる翔さんの背中に両腕を回ししがみつく。
「好きなんでしょ?俺のこと。」
そのままの体勢でベッドに仰向けになると、翔さんが俺に覆い被さるような形になった。
「俺も翔さんのこと、好きだから。」