Sparkling!
第41章 TOP SECRET Ⅱ (S × N)
それは、「ホントに抱いてもいいのか?」ってことだよね?
「うっ……うん…。」
いつもの俺なら、「そのつもりで来たんじゃねぇの?」って憎まれ口を叩くけど、
そんな熱っぽくすがるみたいな目を向けられたら、
俺だって素直にならざるを得ないじゃん?
「翔さんも…いつまでも服なんか着てないで脱いでよ?」
シャツの裾を捲りあげ首から引き抜く。
童顔な翔さんには少し不釣り合いながっしりした胸板に、思わず生唾を飲み込む。
翔「あんま見んなよ?テレるだろ?」
お返し、とばかりに、翔さんはピンと立ち上がっている俺の胸の先をきゅっと摘まんだ。
「んんっ……もぅ…翔さんたら?」
翔「だって…触ってほしそうだったから。」
「そんなことな……あっ!?」
片方を指先で弾きながら、もう片方を甘噛みされる。
「し…翔さ…」
翔「気持ちいい?」
「んっ……ふっ…」
翔「もっと聞かせて?ニノのエロい声。」
「ゃ……あっ…ぁ…あっ…」
翔さんの吐く息の生温かさとザラリとした舌の往復する感触が相まって、新たな快感が生まれる。
「や……だ…ぁ…」
翔「…ウソつき。イヤなわけないでしょ?」
ニヤリと笑うと、翔さんは俺自身の先からトロトロと零れ落ちる液体を指先で掬い取って、そいつが糸引くサマを見せつけるように指先を高々と掲げた。
翔「…こんなになってんのに。」