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それは知ってた。



だから、松潤に先を越されないよう、速攻智を口説き落としたんだ。



もちろん、松潤への対抗意識なんかじゃない。



当時も今も、智への純粋な愛ゆえだ。



…って、俺は思っている。



思っている。



…けど…。



和「大野さん、俺や相葉さんにも不満ぶちまけてましたからねぇ。翔さんがあかりちゃんばっかり可愛がって構ってくれない、って？」



そうだったのか…//////


直接俺に言ってくれれば、何時でも期待に応えてあげるのに…



和「…翔さん。」


「何？」


和「鼻の下、伸びてる。」



や、やべ…嬉しくてつい。



和「大事にしてあげてくださいよ？でないと、俺が大野さん、頂いちゃいますからね？」


「は？相葉くんじゃなくて？」


和「何で俺が相葉さん狙うのよ？」


「だって、この間、相葉くん、ニノと子作りしたい、って？」


和「ばっ!?バッカじゃないの？あんなアホの言うこと真に受けて？」



とか言いながら、色白のニノの顔が真っ赤だった、ってのは言わないでおいてやろう。



智くんの気持ちに気づかせてくれたお礼として。