Sparkling!
第42章 ××期?な二人。
「今度はどっちに似るのかなあ?」
智「…翔くんがいい。」
「ええっ?俺?」
智「可愛いだろうなあ…」
微笑みながら、愛しげに腹を擦る智を抱き寄せた。
「いや…俺は智くんがいいなあ。」
智「えー?だってあさり(×あかり)が僕そっくりじゃん?僕と似た顔の子なんてそんなに…」
「いいの!!智くんに似た子がたくさんいた、って!!俺にとって、そんな幸せなことはないんだから!!」
智「し、翔くん、声…」
真っ赤な顔で人差し指を唇の前に立て豪語する俺を諌めた。
が、構わず腹ボテ智をきつく抱きしめた。
智「し…翔くん、苦しい…」
「あっ!!ご、ごめん!!つ、つい!!」
智「それに…見られてる。」
和雅潤「………。」
そう。
俺らは、産休に入った智を見舞うために訪れた三人の視線に晒されていたのだ。
和「だから言ったでしょ?見舞いに行ったら行ったでみせつけられるだけだ、って?」
不機嫌そうにビールをあおるニノを横目に、相葉くんがぷぅ、と頬を膨らませた。
雅「何だよ!ニノはリーダーが心配じゃないのかよ!」
潤「…そんな必要ないんじゃない?」
雅「松潤まで…!」
松潤がアゴで指した方には、
顔を真っ赤にし、俯く智を膝上に乗せる俺がいた。