Sparkling!
第42章 ××期?な二人。
和「さて…と、我々オジャマ虫たちは退散するとしますか?」
潤「…そうだな?」
智「えっ?もう?」
和「俺らがいたらイチャイチャ出来ないでしょ?…って、いてもいなくてもしてるか?」
潤「じゃ、リーダー、また。」
ご馳走さま、と、ビールの空き缶を松潤が三つまとめてキッチンに片付けてくれた。
智「あ、ありがと。」
潤「どういたしまして。」
笑いかける松潤に、智くんの頬がほんのり染まる。
…おいイケメン、智に色目使うな!
雅「り〜だ〜!!元気な赤ちゃん産んでね?」
と、俺の膝上の智にしがみつき泣き出す相葉くん。
どさくさに紛れて智に抱きつくんじゃねぇ
和「ほら、いつまで腹ボテにしがみついてんの?早くお暇しないとまた産気づいたらどーすんの?」
ニノ、お前、その言い方…。
雅「ねぇ、リーダー、どうしたの?苦しいの?」
潤「翔さん、リーダーの顔色が…」
「え……」
力なく体を預けている智の顔は蒼白で呼吸も荒くぐったりしていた。
雅「まさか…生まれるの?」
「そんなはず…予定日まではまだ大分あるし…」
和「そんなこと分かんないよ?とにかく…」
潤「今、救急車呼んでる。」
あれ、そういえば確か、前にもこんなことがあったような…。