Sparkling!
第42章 ××期?な二人。
智「翔くん、お帰り♪」
「ただいま。」
ヨチヨチ歩きのあかりの手を引いて出迎えてくれた智の唇にただいまのキスをする。
「航と櫂は?」
智「寝てる。翔くん、ご飯、食べるよね?」
「うん。」
分かった、と、覚束ない足どりのあかりを抱っこし、智はキッチンに入っていった。
「あかり、見てようか?」
智「あ、ありがと。」
おいで?と、手を伸ばすもナゼかそっぽを向く我が娘。
智「ほら、あかり、ぱぱが抱っこしてくれる、って?」
あ「や!」
な、何で?・・・(泣)。
智「…ここはいいから(苦笑)座ってて?」
「…はい。」
智に言われるまま、大人しく座って待つことに。
俺、あかりに嫌われてんのか?
気分転換に、ベビーベッドで気持ち良さそうに寝ている息子たちの顔を見ていると、智が声をかけてきた。
智「お待たせ。」
「あ、ああ、ありがと。」
智「元気出しなよ?」
「そう言うけどさ…」
智「最近、仕事、仕事で遊んでくれないから拗ねてるのかも?」
「そうなのかなあ…」
だとしたら、俺、
父親失格だなあ…。