Sparkling!
第6章 温泉に行こう!! その2
櫻井side
あれ?俺、何で寝てたんだっけ?
あっ、そっか。
智くんとお風呂入ってて……(以下、自粛。)
智くん、どこ行ったんだろ?
にのと一緒に入ってんのかな?
と、そこへ、
ガックリと肩を落とした相葉くんがやってきた。
相「にのに追い出されたんだ。」
「て、ことは智くんと一緒なの?」
相「りーだーがどうしてもお花浮かべた露天風呂入りたいって。」
「ふーん?」
相「翔ちゃん看てて、って言われたんだけど、大丈夫そうだね?」
「ちょっと頭がくらくらするぐらいだから平気だと思う。」
俺は、テーブルの端に置かれてあった冷水の入ったポットを手に取り、コップに注いだ。
「はー、生き返る!」
俺は、別のコップを手に取り、相葉くんに差し出す。
相「あ、ありがと、翔ちゃん。」
「どうしたの?元気ないけど。」
すると相葉くん、ちょっとオーバーなぐらいに驚いてみせる。
相「いやっ!!べ、別に何でも…。」
何か、隠してる?
しかも、慌てて後ろ向きになったし。
「あーいばくん?」
すると、俺から距離をとるように離れ、
畳に頭を擦り付ける。
相「す、すいませんでした!!」
えっ!?なになに?どうゆうこと?