Sparkling!
第6章 温泉に行こう!! その2
大野side
「ねえ、にの、聞いていい?」
二「どうしました?」
「相葉ちゃんの誕生日に何あげたの?」
すると、途端に小声になるにの。
二「どうしても知りたいですか?」
ん?もしかして、聞いちゃいけないことだった?
「う、うん。」
二「俺ですよ?」
キョトンとしていると、
畳み掛けるように同じ言葉を繰り返し、さらに…
二「俺の体にピンクのリボン巻き付けて、相葉さんにプレゼントしたんです。」
「ホントに!?」
二「りーだーもやってみたらどうです?翔さん、泣いて喜びますよ?」
「でも…恥ずかしく、ないの?」
二「ええ、全く。愛さえあれば恥ずかしくないですよ?」
一瞬、そうなのかな?とも思ったけど、
でも…。
二「翔さんのバースデープレゼントで悩んでるんでしょ?」
「うん…。」
二「言ったでしょ?そこに愛があれば恥ずかしくない、って。」
「でも…。」
やっぱり、恥ずかしくない?
女の子なら可愛いけど。
二「参考になりませんでした?」
「そうじゃないけど、いっつも一緒にいたら特別感なくない?」