Sparkling!
第44章 怒ってるんだからね?(O × N )
智「そっ、そう言うカズは何だよ?あんなイケメン俳優とこそこそと飯食いに行ったりして?」
「仕事上の付き合いじゃん!!」
智「カズ、って呼ばせてただろ?」
うっさいな…
ここで智と話してても埒があかない。
智「どこ行くんだよ!?」
「どこでもいいだろ?」
俺は取り敢えず…
雅「えっえっえっ!?な、何、どうしたの突然?」
「お邪魔します。」
雅「お邪魔します、じゃなくて!」
「今日からお世話になります。二宮和也です。」
と、テンぱる相葉さんに頭を下げた。
雅「い、いや…困るよ。潤が何て言うか…」
「俺、ソファーで寝るから。」
雅「いや、だから、潤が…」
そこへピンポーン、と、呼び出し音が鳴る。
雅「か…帰ってきた。」
相葉さんの顔が青ざめる。
しばらく、Jと声を潜めて話したあと、
Jが声を張り上げた。
パタパタと慌ただしく歩く二組のスリッパの音が近づいてきて、
Jと相葉さんがリビングに顔を出した。
雅「俺は困る、って、言ったんだけどね?」
潤「………。」
ソファーで、腕と脚を組んだまま一言も発しないJ。
そう言えば、海外の美術館でこんな像、見たことあるなあ…(←(笑))
なんて見てたらJが口を開いた。
潤「別にいいんじゃない?」
って。