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潤side


「ちょっ…雅紀…っ！」


雅「…平気だって？こんな時間だもん、ニノ、寝てるって？」



パジャマの裾から滑り込んできた手に、胸の尖りを弄られる。



「ぁ……っ」



咄嗟に口元を手で覆う。



雅「だから、大丈夫だって？」



雅紀はお構いなしに俺の胸の尖りをネチネチと弄くり回した。



「やめろ、って？」


雅「冗談？やめるわけないでしょ？」



今度は裾を捲りあげて、片方を口に含み、口の中から出し入れした。



「っん…ぅっ…」


雅「何？声、我慢してんの？」



今度は調子に乗って、チュッチュッと、ワザワザ音を立てながら出し入れした。



「んっ……っふ…」



思わず声が出そうになって、口を手で押さえながら天を仰いだ。



雅「ふふっ。声を我慢する潤もなかなかエロくて唆るね？」



胸の尖りから口を離し俺の顔を覗き込む。



くそ…調子にのりやがって…



でも、体は言うことを聞かなくて、



無言で睨み付けるしかない俺にお構い無く、雅紀は顔を引き寄せキスしてきた。



雅「今の潤の顔、すごい好き。感じてるクセに噛みついてきそうな顔。」



嬉しそうに、雅紀は俺の体を俯せにし、腰を持ち上げた。



雅「さぁ〜て、どこまで声を我慢できるかなぁ？」



背後で、雅紀がローションのフタを開け閉めさせする音が聞こえて、



壁一枚隔てた向こうにいるニノに聞こえてはいけない、と思う自分と、早く気持ちよくなりたい自分がせめぎあう。



でも、結局、



雅「じゃあ、二人で気持ちよくなろっか？」



剥き出しにされた後孔につぷりと差し込まれた雅紀の指先に俺は、



「んあっ……！」



俺は呆気なく墜ちてしまった。