Sparkling!
第44章 怒ってるんだからね?(O × N )
「あ…ぁ……あっ…やぁ……」
時々「キツいな?」とか言いながら俺のナカを弄る智の指。
「ぁあああっ…!」
そして、わざとかどうかは分からないけど、智の指先があの場所を掠めた時、俺は久し振りだった、というのもあってか、
呆気なくイってしまった。
智の指先がナカから抜かれたことにも気づかない程にぐったりしていた俺は、
いつの間にか智の腕の中で寝てしまっていた。
智「あ…起きた。」
目の前の男がフニャッと笑う。
俺は素早くシーツを捲りあげ、現状の確認をする。
「……。」
パンツ…履いてない。
智「ん?どした?カズ?」
目の前には大野智。
ヤられたのかな?俺?
の、わりには腰はなんともない。
「あの、智…」
智「ヤってないよ?」
「え?」
智「だってそうでしょ?意識のないカズとヤったってつまんないし?」
「つまんない?」
智「可愛いカズが見れない。」
むっくりと起き上がると、智は俺の上に跨がった。
「ち…ちょっと!俺、ヤるって言ってな…」
智「えー?さっきヤろう、って誘ってきたじゃん?」
今度は手のひらいっぱいにローションを丁寧に伸ばす。
智「じゃ、始めっか?」
「や…やだ、ってば…んぁっ…」
冷たい感触を伴って俺のナカに挿入って来た指。
智「さっきは一本でメチャメチャきつかったからなあ。」
とか言いながらこのキツさ。
智「俺とヤるんだったらこのぐらい解さないと?」
と、智は指三本を立て、ニヤッと笑った。
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