Sparkling!
第44章 怒ってるんだからね?(O × N )
「あ…待って。まだ抜かないで。」
智「何で?」
「智、まだイッてないでしょ?」
智「俺はいいよ?カズさえ気持ちよくなってくれたら。」
「そんなのダメ!智も気持ちよくならないと…っ!」
困ったように笑うと、智は力説する俺を抱き寄せ、
見た目以上に逞しい胸の中に俺を収めた。
と、同時に俺のナカの智がさらに嵩を増したような気がして、
思わず智と目があった。
智「あんまり可愛いことを言うなよ?」
「あ…んっ」
互いに少し身じろぎしただけでも、体の芯が痺れるみたいに気持ちいい。
智「今度はカズがイッても止めないからな?」
「ふふっ。望むところだよ?」
その言葉通り、今までのゆっくりと快感に誘う抽挿ではなくて、
激しく抉るみたいな抽挿。
「はぁ…あっ…あ…智っ…!」
智「カズっ…!」
マジでナカを抉りとられるんじゃないか、ってぐらい激しい抽挿。
智「くっ…カズ、あんま…締めんなっ…」
「お……俺は…何も…んあっ……」
あまりの激しさに、首がもげそうなぐらい体がぐらぐら揺れた。
「ぁ…ぁ…あ…も…ダメ…」
意識を飛ばす寸前、
俺の耳は智の「イク」という言葉を拾うことができ、
安堵の中で俺は意識を手放した。