Sparkling!
第45章 負けず嫌い (S × M )
潤「っ…しょ………さ…」
長い睫毛が潤の潤んだ瞳にうっすらと影を引く。
苦し気に眉を寄せ、苦し気に息を吐く。
昔から変わらない綺麗な顔立ち。
その顔が、内なる欲望に押し上げられて歪む様は、俺の内なる欲望を高めてゆく。
俺はこれから先もずっと、
コイツの、こんな面を見せられながら一緒にいるんだろうな?
潤が、何か言いたげな目でさかんに目を合わせてくる。
何気に目線を下に辿ると潤のモノが既に兆し始めていて、ああ、これか、なんて変に納得しながら視線を潤のヤらしい顔に戻す。
で、俺は俺で、「触って欲しいんだろ?」って、
コイツの目に目で問いかけてやる。
すると、泣きそうな目して瞬きするからやっぱりか、って体で、素知らぬ顔でキスしてやる。
唇が離れると不満そうに俺を見てくるから、そんな目を見ながら胸の粒を摘まんでやる。
潤「……っ……しょ……っ!!」
何度も何度も繰り返してやると、腕で顔を覆い隠し顔を逸らしてしまう。
このヤロ、またエロいキレイな顔逸らしやがって。
覆い隠している腕を退け、顔を此方に向かせる。
「おい、何度も言ってるだろ?最中は俺から顔を逸らすな、って?」