Sparkling!
第6章 温泉に行こう!! その2
大野side
松「りーだー、大丈夫?」
心配そうにドアを開けて、覗き込む松潤。
「大丈夫だよ?何で?」
松「いや…何だか様子がおかしかったから。」
「何でもないよ。うん。」
顔に出てたんだ。ヤバイヤバイ。
松「ホントに?」
「ホントに。」
えっ!?いつの間にか、スゴい近くで松潤に顔を覗き込まれていた。
び、ビックリした!
松「もしかして、翔さんが原因じゃない?」
「エッ!!ど、どうして翔ちゃんが…。」
松「翔さんとあんなぎこちない会話してたら誰でも考えるって。」
「そっかぁ…。」
どうせだったら、松潤の意見聞いてみようかな?
「あのさ、もうすぐ翔ちゃんの誕生日じゃん?」
松「あ…そう、だね?」
「プレゼント、どうしようかな?と思って。」
松「体鍛える系とか、いいんじゃない?」
「なるほど。」
と、なんとなく、自分の中では問題が解決できたような気がして、いそいそと布団の中に潜り込もうとして、
ちょっと、思い付いてしまった。
「松潤だったら、プレゼント、何が欲しい?」